早期修了制度(博士前期課程)
early completion
博士前期課程では、優れた研究業績を上げた者については当該課程に1年以上在学すれば修了できることとする早期修了制度があります。
大学院博士前期課程デザイン研究科では1年もしくは1年6ヶ月での修了を目指す学生を「早期修了生」と呼び、要件を満たした場合に以下の方法で申請することができます。早期の修了を希望する場合は、指導を希望する教員に入学前に相談してください。
申請要件(入学前)
早期修了生候補者となるためには、以下2つの項目を満たす必要があります。
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1業績が優秀であることの証明
以下のいずれかに該当すること
- 権威ある学術論文誌(※)への筆頭著者としての論文掲載または採録通知 1件以上
- 権威ある国際会議への筆頭著者としての論文掲載または採録通知 1件以上
- 権威あるコンペでの上位入賞作品 1点以上
- 学部のGPAが3.75以上
もしくは、上記相当の実績があり、それを証明する通知、賞状等のコピーが提出できること
※「博士論文提出資格 対象学術論文誌」と同一とする
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2早期修了が可能であることの証明
以下の2点を提出すること
- 1年もしくは1年6ヶ月で修了が可能である研究計画書(任意様式)
- 「指導を希望する教員の指導許可/確認書」(様式2)
申請手続および許可スケジュール
申請の手続と早期修了生の承認は以下のようにすすめます。
- 早期修了を希望する学生は、必要書類および早期修了申請書(様式1)を、指導を希望する教員を介して、デザイン研究科教務・学生支援委員会に提出する(2月)
- デザイン研究科教務・学生支援委員会は、提出資料を元に、当該学生の早期修了が可能であることを確認し、デザイン研究科教授会に提案する(3月)
- 同教授会は、提出された資料を元に審議し、早期修了が可能であるかを判断する(3月)
- 同教授会で、2年次必修科目の「地域プロジェクト演習」について1年次の履修を許可する。
- 早期修了が可能であると判断された場合、デザイン研究科長は早期修了生候補証を発行し、主指導教員と対象学生に入学時に通知する
- 学生募集において第2次募集が実施され、合格者に早期修了を希望する学生がいる場合は、速やかに資料等を準備し、臨時教務・学生支援委員会で確認し、年度最初のデザイン研究科教授会で審議する
※早期修了の解除について
やむを得ない理由により早期修了が困難になった場合は、別途、同教授会で審議して解除の可否を判断します。
デザイン研究科博士前期課程の早期修了の要件
早期修了するためには、入学後、以下の要件を満たす必要があります。
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1早期修了の要件
- 入学料及び授業料をすべて納入済み、または免除が認められた者
- 実施された全ての進捗状況の審査に合格済みであること
- 修了要件科目のGPAが3.75以上であること
- 入学後に次のいずれかに該当する業績が認められること
- 権威ある学術論文誌(※)への筆頭著者としての論文掲載または採録通知 1件以上
- 権威ある国際会議への筆頭著者としての論文掲載または採録通知 1件以上
- 権威あるコンペでの上位入賞作品 1点以上
もしくは、上記相当の実績があり、それを証明する通知、賞状等のコピーが提出できること。
※「博士論文提出資格 対象学術論文誌」と同一とする
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2早期修了の許可
修了試験結果とともに上記要件を満たすことを修了判定会議で確認し、早期修了を許可します。