- {{ tag }}
{{ news.other_tag }}
MENU
デザイン
デザイン学部4年 堀田ゆりあさん(小林研究室)が地域活性学会 第16回研究大会(2024年9月7日~8日 名古屋市立大学 滝子キャンパス)にて奨励賞を受賞しました。
【タイトル】過疎地域における子どもの創造力と行動力を育む居場所づくり
【発表要旨】人口減少が進む石狩市厚田区における子育て世代からの聞き取りを通じて、子どもたちの放課後の過ごし方や子どもの居場所の必要性を明らかにしました。そこで、よそ者の視点から地域では体験できない新しいモノ・コトを取り入れた「子どもの居場所」を行政と地域住民との連携によって開設しました。保護者への聞き取りから、居場所での活動を通じて保護者や子ども自身が気づかなかった能力が明らかになるだけでなく、交友関係も拡大することが示唆され、参与観察からは、講座の目的・意図に沿った子どもの活動が見られ、創造性や行動力が育まれていることが示されました。
このたび、地域活性学会の奨励賞をいただくことになり、大変嬉しく、より一層研究に励んでいきたいと身が引き締まりました。
研究を進めるにあたり、ご指導くださった小林重人准教授、研究の対象地域である石狩市厚田区にてご尽力くださった集落支援員の八木沼幸恵さん、ご支援くださった石狩市役所厚田支所職員の皆さま、厚田区の保護者の皆さまに厚く感謝申し上げます。
本研究では「厚田区に子どもたちの居場所をつくりたい」という小さな思いが、多くの方のお力と優しさのおかげでぐんぐんと大きくなり、本当に子どもたちと活動できる居場所になっていく過程を見ることができました。
まだご教授を受けるべき箇所が多い研究ですが、大学で学んできたことを大学外で誰かのために実践させていただく貴重な機会としてこれからも楽しく、真剣に取り組んでいきたいと思います。