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公衆衛生看護学/社会的包摂・孤立
社会疫学研究/尺度開発/エスノグラフィー
研究内容をイメージしたピクト

学生へのMESSAGE

「背伸び」が人を育てる

今の自分よりちょっと高い能力が求められることに挑戦する、学生の身分ではちょっとお呼びではないかな…なんて思うところにも顔をつっこんでみるなど…、そうした「背伸び」をする挑戦は、ちょっとしんどいけれど、でも楽しいものです。ぜひ、色々なことに挑戦して欲しいと思います。ちょっと背伸びをしてみると、新しい人やコトに出会うことができます。感動を生む出会いもあれば、社会の理不尽さを目の当たりにして怒りを覚える出会いもあるかもしれません。そうした出会いが次の行動につながる動機となり、気が付けば自分らしい人生の道を歩んでいます。私は、そうした若者の背中を押してやれる教師でありたいと思っています。

皆さんが「背伸び」する機会をつくりますので、ぜひご活用ください!

20代の一枚

学生の頃は、ダイビング部、水泳部、国際保健研究会に所属していました。ダイビング部1年生には、夏休みに先輩から課題が出されます。「海に関することなんでも良いので調査せよ!」

そこで他の部員も誘って、観光客で賑わう沖縄の万座ビーチに出向き、「どこから来ましたか?」調査を実施しました。あまりに怪しく見えたようで、調査は2時間ほどで強制終了となりましたが、先輩たちはその度胸を称えて褒めてくれました(笑)

※→の写真は、調査結果をまとめたプレゼン資料

 

※↓タイのチェンマイ大学病院で説明を受けている様子

大学2年生のある日、授業が終了した直後に先輩たち数人が教室に乱入してきてドアを閉め、逃げ遅れた私は、強制的にチェンマイ大学看護学部への交換留学に関する説明を聞かされました。そして、あれよあれよという間に派遣団の団長になっていました。タイ王国への留学は10日間と短いものでしたが、「英語って、本当に通じるんやぁ!」と感動したのを覚えています。そして、まだ自国の言語で出版された教科書が少ないタイの看護学生たちが、英語版のテキストを使って必死に勉強している姿を目の当たりにして、とても刺激を受けました。帰国すると、次はチェンマイ大学からの看護学生を受け入れる側の団長に祭り上げられ、4年生の時にはサークルの部長にまで上りつめました(笑)。

 

※↓サモアの保健師さん達と

国際保健研究会では、JICAの研修で来日している各国の保健専門職の方々を招いて、ウェルカムパーティーを企画させてもらう活動も度々ありました。そこで、「今度、うちの国(サモア)においで!」と誘ってくれたサモア人の保健師さんに出会い、本当に行ってみることにしました。現在のようにEメールもFacebookもない時代ですから、まさに冒険でした。国際電話すら初体験で、しかも英語で、「本当に伝わっているだろうか?」と不安 Maxです。さらに、飛行機が半日ほども遅れて、到着した時には外はもう薄暗く、「あぁ、終わった」と肩を落としながら到着ロビーに出ると、「ヒカル ! 」と、大声で呼ばれ、その時の救われたような安堵感は、今でも覚えています。

20代の1枚

略歴

最終学歴・学位

博士(保健学)神戸大学 (2015)
修士(保健学)琉球大学 (2009)

職歴・教育歴

宮古島市役所保健師、北海道大学助教を経て現職

 

教育活動

地域看護学 科目群

病院から「地域に向けて看護する」「地域で看護する」「地域と共に看護する」ことを学ぶ科目群です。
問題探し思考ではなく、むしろ人々や地域の「強み」に注目して、強化して、「人々の輪」で支え合う看護の在り方を考えます。
これからの時代に活躍するすべての看護師に必要な地域看護学を学びます。

地域看護学概論/地域看護援助論/地域看護技術論/地域看護学臨地実習


保健師コース(令和4年度入学生まで)/令和8年度から専攻科を開設予定(Webサイト)

保健師国家試験受験資格を得るための科目群です。

講義や演習に実習にと、3年生後期から少々ハードな学修が続きますが、市民から頼りにされる保健師を目指して、学生の皆さんはがんばっています。保健師になるとみな名刺を持ちます。つまり、誰でもよい「保健師さん」ではなく、「保健師の〇〇さん」と市民から指名され、自分の名前で仕事をするということです。とても働き甲斐のある仕事であり、同時に責任もあります。「保健師」は、一生涯をかけるに値する仕事として価値ある国家資格(免許)です。

 


卒業研究

卒業研究は、卒業するための単なるレポート作成ではありません。卒業研究を通して、社会的に不利な立場にある人々の暮らしや苦労を知り、看護専門職者として、また研究者としての責任感を養うことを期待します。私のゼミでは、研究方法に関する手法を学ぶことは当然のこととして、できるだけフィールドに出向き、実際の現場に足を運びます。あるいはそこで活躍している実務家から体験談を聞かせてもらいながら、研究の芽をみつけ、「この人たちのために!」という揺るがない動機を育むことを大切にしています。

↓写真は、フィールドワークに出かけた時の様子

 


博士前期(修士)課程Webサイト公衆衛生看護学ゼミ)

博士前期(修士)課程に進学される方の動機は様々だと思います。学部からストレートで進学される方には、フィールドワークから「研究の問い」を見つける作業まで丁寧に指導します。実務の経験を有する方の場合は、その経験を経たからこそ見えている現場の課題を「研究の問い」に磨き上げるサポートをします。単に日々の看護を一人前に実践できるだけに満足せず、内省を重ねて改善を試みるプロフェッショナルを目指します。そして物事を論理的に考え、説明できる高いコミュニケーション能力を養って欲しいと思います。博士前期(修士)課程での学びが、皆さんの職業人生をより意味深く、豊かなものにしてくれることを約束します。

 


博士後期課Webサイト公衆衛生看護学ゼミ)

博士後期課程に進学される方は、多くの方がすでに自分の研究テーマを持って相談に来られます。高い専門性に裏付けられたその研究課題を聞かせていただくとき、私も研究者の一人として、いつもワクワクさせられます。博士後期の学生に対しては、一人の研究者として自律的な研究活動の推進を尊重します。しかしながら、研究活動は時に孤独で辛いこともあります。研究という大海原を渡るためのコンパスは学生自身が見つけなければなりませんが、所々で寄港するための目安となる灯台の役割は指導教員が担います。あるいは修学年限で修了するためのペースメーカーとして指導教員を活用してください。博士後期課程を修了されたときには、その分野の専門家となり、次代を担うリーダー(候補)としての能力が身についています。

 

ゼミの詳細は、コチラもご参照ください。

学内外でのゼミ活動をサポートし、国際学会での発表や論文投稿を強く推奨します。

 

 

研究活動

研究概要

地域における人と人とのつながり(ソーシャルサポート)、ソーシャル・キャピタルをテーマに研究を行っています。

社会的孤立・孤独は、今や国策として取り組まれるほどの課題になっています。

研究の相談は、母子保健に限らず、地域看護・公衆衛生看護に関心のある学生、また実践現場からのご相談も歓迎です。

connect(つながり)から生まれたゆるキャラです.
研究をとおして開発したアプリで活躍しています.

主要論文

Researcher map をご覧ください。

 

地域貢献・社会活動

教えて人生の先輩!プロジェクト

市内のある団地で実施した家庭訪問プロジェクトです。継続的な関わりを通して住民と学生との相互の信頼関係が育まれ、とても貴重な出会いと学びを得ることができました。↓写真は、抹茶の点て方を学んでいる様子です。

地域運営型フリースクール「うめむすび」プロジェクト

地域の有志(発起人)の方々と大学(学生)との共同プロジェクトです。子ども達の居場所であり、学生も含めてここに集う人たち皆が癒される居場所になりつつあります。子ども達の成長、サードプレイス(第3の所属)、子どもにとっての教育とは?等々、皆で語り合いながら、どうあるべきか考える有意義な機会であり、明るい未来を眺めることができる空間です。

 

 

将来計画

保健師活動のさらなる充実と、人々の暮らしと健康づくりに貢献する研究を進めます。
また次の時代を共に担ってくれる仲間、高い志を持った保健師を多く育てたいと思っています。

KEYWORD

Public Health Nursing/ Community Health Nursing
Parents,Maternal and Child Health
Community Organization
Community Development/ Social Inclusion
Social Epidemiology/ Methods for Developing a Scale
Qualitative Descriptive Study for Nursing
研究内容をイメージしたピクト

MESSAGE

Come on! Let’s Study together!

I gladly accept international students for Master of Science in Nursing and Doctoral course in Nursing.

Students will conduct a high quality research based on reviewing plenty of papers on international journals. Of course, I’ll also guide you in submitting your work to international journals! This will be a beneficial asset to you even coming back to your country.

 

Upon admission to the graduate school, prospective students are required to prove your Japanese language proficiency by taking the Japanese-Language Proficiency Test with grade N1 or “Japanese-Language” of the Examination for Japanese University Admission for International Students. Don’t hesitate to contact us if you wish.

In my twenties

→ This photo was taken when I was a university student.

young photo

Research Activities

Research Works

↑ This character was created for online application to enhance the mothers’ abilities for connectivity with neighbors.

 

For published papers, please see below.

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