■学部
スタートアップ演習、学部連携基礎論、札幌を学ぶ、現代社会論A(人口・家族)、家族社会学、統計の世界、地域プロジェクトⅠ・Ⅱ・Ⅲ
■大学院
少子高齢社会特論、地域経済政策特論、連携プロジェクト演習、デザイン特論、看護管理学特論
■研究概要
- 1) 人口移動と家族変動との関連性に関する研究
- 2) 地域人口の居住構造に関する研究
- 3) 将来人口・世帯推計に関する研究
■主要業績
【著書】
- 「人口変動と地方創生―北陸、地方圏と都市圏の比較分析から―」,丸屋豊二郎他編著,2017,『北陸地方創生と国際化・イノベーション』日本評論社,pp.17-40.(共著・分担執筆)
- 『戦後日本の人口移動と家族変動』,2018,文真堂(単著)(日本人口学会第17回普及奨励賞を受賞)
- 「政策形成に寄与する将来人口推計とは―新宿区を事例として―」,金安岩男・牧瀬稔編著,2019,『都市・地域政策研究の現在』,一般財団法人地域政策研究所,pp189-202.(共著・分担執筆)
- 「震災に伴う外国人の人口移動」,井上孝・和田光平編著,2021,『自然災害と人口』,原書房,pp.163-185(共著・分担執筆)
- 「東京区部への移動とシングル化」,宮本みち子・大江守之編著,2024,『東京ミドル期シングルの衝撃 「ひとり」社会のゆくえ』東洋経済新報社,pp.70-101(共著・分担執筆)
【論文】
- 「潜在的他出者仮説の再検討―地域的差異とコーホート間差異に着目して―」(共著)『人口学研究』第42号,pp.1-19.(2008)
- “Late-marriage and migration of the generation born after the 1960s‐Marriage behavior of women migrants to the Tokyo region‐” Proceedings of the 3rd Next-Generation Global Workshop Migration: Global Reconstruction of Intimate and Public Spheres,pp.14-31.(2011)
- 「東京圏への人口移動と晩婚化:1940~80年代女性コーホートの比較分析」『人文地理』第64巻第4号,pp.350-365.(2012)
- 「将来の住宅供給を考慮した地域人口推計手法」(共著)『都市計画論文集』Vol.48 No.3,pp.897-902.(2013)
- 「合計調整が都道府県別将来人口推計結果に与える影響」『人口学研究』第51号,pp.19-31.(2015)
- 「地域人口推計を用いた住宅所有関係別将来住宅ストックの推計」(共著)『都市計画論文集』Vol.51 No.3,pp.847-853.(2016)
- 「北陸地方の一人当たりGDP成長のための視点―要因分解による地域間比較―」(共著)『ふくい地域経済』第24号,pp.15-28.(2017)
- “A Study on Future Population in Disaster Reconstruction Plan in Population Decline Era”, (共著)Proceedings of Asian-Pacific Planning Societies 2017, No.054.
- 「北陸地方の人口移動分析-転入と転出の県間差異-」『福井県立大学論集』第49号,pp.59-79.(2017)
- 「人口移動経験が生きづらさに与える影響の考察―地理空間情報の活用―」『「よりそいホットライン」平成29年度報告書』,pp.222-234.(2019)
- 「日本の人口変動と曹洞宗寺院周辺の人口分析」『東北福祉大学仏教文化研究所紀要』第1号,pp.1-16.(2019)
- 「札幌市をめぐる人口移動の人口学的分析―間接標準化によるモビリティ変動への着目―」『札幌市立大学研究論文集』第14巻第1号,pp.23-35.(2020)
- 「人口移動が親との同居率の地域差に与える影響」『人口問題研究』第77巻第1号,pp.21-40.(2021)
- 「地域人口指標の客観的な解釈とは?―人口移動と居住・家族形成との関係を手掛かりにして―」『人口問題研究』第77巻第2号,pp.129-152.(2021)
- 「市区町村別親子同居率の地域的差異―国勢調査オーダーメイド集計結果を用いて―」『社会学雑誌』第38巻,pp.83-99.(2021)
- 「Child-Woman Ratioの分母年齢と地域別将来人口推計の精度との関係」『人口学研究』第58号,pp.29-50.
- “Social Experiment on “Home Visit Rehabilitation MaaS” in Area with Heavy Snowfall in Northern Japan, Sapporo”, (共著)Proceedings of 2023 International Conference of Asian-Pacific Planning Societies, pp.1168-1177.
- 「マクロ統計データの組み合わせによる新たな地域人口分析指標」『人口学研究』第59号,2-14.(2023)
【科研費】
- 「戦後日本人口移動転換 第二の人口移動転換をめぐって」,科学研究費補助金(特別研究員奨励費),2009-2010,研究代表者
- 「人口移動が初婚行動に与える影響の人文地理学的研究」,科学研究費補助金(若手研究),2020-2021,研究代表者
- 「徳川家族人口構造の地域的多様性に関する社会学的研究:地域三類型論再考」,科学研究費補助金(基盤研究(B)),2020-2023,共同研究者
- 「AI技術×ポジティヴヘルス増進による高齢者の社会的つながり創発モデルの実証的研究」,科学研究費補助金(基盤研究(A)),2022-2025,共同研究者
- 「家族形成規範意識の多様性許容度が人口移動と全国の少子化に与える影響」(基盤研究(C)(一般),2024~2026、研究代表者
■所属学会
日本人口学会、日本家族社会学会、経済統計学会、人文地理学会、日本地理学会、日本都市計画学会、人口学研究会
少子高齢化と人口減少が地域差を伴って進行していく日本社会において、人口移動と家族形成行動との関係がどのように変化するか、それがどのような地域差として表出するかということを明らかにしたい。また、北海道内の人口分布変動メカニズムについて、各地方自治体と協力して分析したい。